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八千代メンタルクリニック

精神科用語の雑学
トリビア

パッションフルーツ
さて、パッションフルーツと精神科の結びつきとは?

パッションフルーツはトロピカルフルーツとして、とても人気があります(私もジュースが大好きです)。
英語でpassionは「情熱」、fruitは「果物」なので、「情熱の果物」だと信じている人が多いと思います。いかにもトロピカルな発想!
しかし、この場合、passionは「キリストの受難」と言う意味で、その花を「受難の花(Passiflora )」と読んだのが由来だそうです。
日本語では「時計草」といい、独特の形の花ですが、その形をキリストの姿や故事になぞらえたと言うことです。
 ・葉と穂先:ユダがキリストを売った代金の30枚の銀貨、
 ・5本のオシベ:キリストが受けた5つの傷、
 ・巻きひげ:ムチ
 ・脂肪柱:十字架
 ・3本の柱頭:釘
 ・副冠:茨の冠
 ・5枚の花弁とがくを併せて:10人の使徒
だそうです(詳しくはわかりませんが・・・)。



さて、このpassifloraですが、この植物の仲間から抽出されたパッシフローラエキスは実は医薬品なのです。
(パッションフルーツは学名Passiflora edulis(クダモノトケイソウ)と言いますが、薬になる方は、Passiflora incarnata(チャボトケイソウ)と言います)
不安・緊張・焦燥・抑うつ・睡眠障害に有効だとされています。日本でもパッシフローラエキスを含んだ製剤がいくつか販売されています。
ただし、パッションフルーツを食べると気持ちがリラックスするかどうかは保証の限りではありません。

パッションフルーツと精神科とはこんなところで結びついていたのでした。

2005/04/16
このページの文責、著作権は八千代病院/八千代メンタルクリニック精神科医 長谷川雅彦に属します
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