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八千代メンタルクリニック

精神科用語の雑学

意識
現代社会では本来の意味が失われていますが、「意識」は仏教用語に由来します。
八識(眼識、耳識、鼻識、舌識、身識、意識、末那識、阿頼耶識)の第六識です。
はじめの五つは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚・温痛覚等の身体的認識能力を表します。
第六識の意識は、知・情・意といった自己の内面の認識能力です。
末那識、阿頼耶識になると哲学的すぎて難しいですね・・・

現在では「意識」という言葉は以下の2通りの意味で用いられるのがほとんどです。
ひとつは、客観的に他者が見て判断できる「意識」です。
  ”意識がある”とか”意識がない”とか言うときの意識です。
医学的用語で「意識障害」という時にはこの意味です。
もうひとつは、主観的体験としての「意識」です。他者が見ただけではわからず、語られる内容から判断するものです。
   ”意識する”とか”意識しない”とか言うときの意識です。
精神医学用語では、「対象意識、自我意識」、「意識、前意識、無意識」といった用い方をします。

 2003/07/02
このページの文責、著作権は八千代病院/八千代メンタルクリニック精神科医 長谷川雅彦に属します
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