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八千代メンタルクリニック
睡眠の障害
以下のように、睡眠の障害は「不眠」だけではありません。また、不眠にもいろいろなパターンがあります。
不眠
「眠れない」。
 
入眠障害 寝付きが悪い。
途中覚醒 寝付いても短時間で目が覚めてしまう。
熟眠障害 よく寝た感じがしない。
早朝覚醒 朝早く目が覚めてしまう

過眠
寝過ぎる、眠気が異常に強い。
 
睡眠時間の延長 通常より長い睡眠。
睡眠発作 起きていなければいけない状況で発作的に眠り込んでしまう。

概日(がいにち)リズムの障害
通常の24時間周期で寝たり起きたりすることができない。
 
睡眠相前進 普通の人より異常に早寝早起き。
睡眠相後退 普通の人より異常に遅寝遅起き。
非24時間リズム 睡眠・覚醒のリズムが日々少しずつずれていく。
不規則 睡眠覚醒のリズムが全くバラバラ。

睡眠時随伴症
寝ている間に異常な症状が出る。
 
夜尿 これは説明不要でしょう・・・
悪夢 怖い夢を見て目が覚めるる。起きてから思い出せる。
夜驚症 急に目覚めて大声で叫ぶ。完全に目が覚めると覚えていない。
夢中遊行(むちゅうゆうこう)
睡眠時遊行症
睡眠中に歩き回る。いわゆる「夢遊病」の症状。
睡眠麻痺 夜中に目覚めるが、体を動かせず恐怖。いわゆる「金縛り」。
入眠時幻覚・出眠時幻覚 寝入りばな、寝起きに幻覚(特に幻視)を体験する。
睡眠障害はさまざまな疾患が原因で生じます。

特に不眠症は、あらゆる原因が考えられます。
統合失調症、うつ病といった典型的な精神疾患や、体の病気でも不眠になります。
他の病気が考えられないときには特に「原発性不眠症」といいます。
しかし、世の中の「不眠症だ」と悩んでいる人の殆どは、「眠れないこと」よりも、「眠れないことを悩むこと」が問題のような気もします・・・

過眠症のうち、睡眠発作を伴う典型的な疾患としては「ナルコレプシー」という病気があります。

睡眠時随伴症は、小児科領域ではしばしば出くわします。

「金縛り現象」は決して心霊現象ではなく、睡眠麻痺や入眠時幻覚・出眠時幻覚といった、精神医学的な症状として説明できることを覚えておいて下さい!
睡眠障害の治療は原疾患の治療に準じます。
不眠の治療には催眠薬がよく使われますが、それだけが治療法ではありません。
なかには、特殊な治療法が行われる睡眠障害もあります。
詳しくは、ぜひ精神科医にご相談下さい。
参考となるサイトは当サイトのここを参照してください。
日本睡眠学会睡眠に関する基礎知識が最も詳しいサイトです。
このページの文責、著作権は八千代病院/八千代メンタルクリニック精神科医 長谷川雅彦に属します
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2001/03/05