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八千代メンタルクリニック
陰性症状
統合失調症(精神分裂病)に特徴的な症状群を、陰性症状と陽性症状に分けて考えることがあります。

陰性症状の「陰性」とは、通常ある機能が失われていることを意味します。
感情鈍麻、思考貧困、意欲・自発性の低下等を含みます。

陽性症状の「陽性」とは、通常はない状態が出てくることを意味します。
陽性症状には、幻覚妄想、緊張病症状(興奮や昏迷)、思考滅裂(思路の障害のひとつ)等が含まれます。
陰性症状の特徴は以下です。
感情鈍麻・感情の平板化 喜怒哀楽が乏しく、周囲に無関心となる傾向を示します。表情の変化も乏しくなります。
思考貧困 考えの広がりに乏しく、会話の内容も発展性に欠けることとなります。
意欲・自発性の低下 自らの何かをしようと言う意欲に乏しく、引きこもりがちで、終日何もせずに過ごしたりするようになります。
うつ状態でも似たような状態になることがありますが、その場合には陰性症状とは言いません。
陰性症状という表現は、常に統合失調症の診断を念頭に置いて使われます。
現在のところ、統合失調症の薬物療法は陽性症状に対しては有効ですが、陰性症状に対しては、残念ながら未だ十分効果があるとは言えません。
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