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| 八千代メンタルクリニック |
| うつ状態 | |
| 躁状態の対極にある症状です。 うつ状態ほど著しい症状を呈しないものを、「軽うつ状態」といいます。 「躁」の症状と「うつ」の症状とが入り交じったものを、「(躁うつ)混合状態」ということがあります。 |
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| 誰しも悲しいことがあれば、沈んだ気分になり、疲労して、何もする気の起きないことがあります。 しかし、うつ状態ではそのような状況になくとも、異常に気分の沈んだ状態が持続します。 ゆううつで、何をする気力もなく、何をやってもうまくいかないと感じます。考えが浮かばず、頭の回転が遅くなったと自覚します。些細なことを過常に心配します。また、自分を責めてばかりいます。 端から見ると、妙に口数が減り、何もせずにごろごろしていることが多く、いかにも元気のない状態だなと感じられます。 人によってはいらいらして見えたり、妙に落ちつきなく動き回ることもあります。 睡眠時間が減少し、苦痛を訴えます。体調はあちこちが悪いと感じ、ちょっとしたことで疲労を覚えます。 心身共にエネルギーが消耗して見える状態です。 実際に注意力・集中力が落ち、仕事の能率は低下します。 うつ状態では、「死にたい」と口にしたり、実際に自殺を計ることがしばしばあります。 |
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| うつ状態でも幻覚や妄想が出現することがあります。 その場合には、自分は不健康だ、無能だ、罪深い、貧乏だといった、自分を過小評価する内容であることが多く、時に被害的な内容となります。 |
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| うつ状態は、典型的にはうつ病や、双極性障害(躁うつ病)で見られますが、あらゆる原因を考えねばなりません。 統合失調症、非定型精神病、(覚醒剤などの)中毒性精神病等でも認めます。 種々の身体疾患や、薬物の副作用としてうつ状態になることもあります。 他の精神医学的な症状と同様、うつ状態だけでは診断はつきません。 患者さんは身体的不調を訴えて、内科その他を受診することがしばしばあり、身体疾患の検索が優先されて、うつの治療が遅れることがあります。 逆に、精神科的治療が先に行われると、うつの原因となる身体疾患の発見が遅れることもあります。 うつ状態の際は、うつの治療とともに、身体疾患の検索をするのが理想的です。 |
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| うつ状態のばあい、幻覚や妄想のある場合や、自殺のおそれがあるときには入院治療(時に強制的な)が必要となります。 うつ状態はしばしば自殺を引き起こします。 うつ状態の人に出会った場合、自殺を防止するのは周囲にいる人の役目です。 自殺をしたいと言ったり、言わなくとも「自殺をするのでは・・・」と感じられるときは、精神科受診をさせる方が無難です。 自殺企図をした人は、すぐに精神科受診が必要です。 |