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八千代メンタルクリニック
転換(てんかん)症状
体の病気でないのに、体の病気のような症状が出ることです。
精神的なストレスや葛藤が、身体的な症状として出現することがあります。
困ったことがあると「頭が痛い」とか、「胃が痛い」と言いますよね?簡単に言えばあれです。
これを「身体化」といいます。
この内、症状はあるけれども、その原因となるような明らかな身体疾患がない場合に、「転換(症状)」と言います。
明らかな身体疾患がある場合には、「心身症」といいます。
幻覚妄想に基づく身体症状は「転換」とは言いません。

症状があるのに、身体疾患が見つからない、あるいは、症状の出方が医学的法則にそぐわない場合に「転換症状」と診断するわけです。
実際には、身体疾患なのか、転換症状なのかの見極めが困難なこともしばしばあります。
症状としては、運動機能・知覚機能のいずれにも現れます。
例えば以下のようなものがあります。

失立(立てない)
失歩(歩けない)
失声(声が出ない)
けいれん発作


視野狭窄
知覚脱失
知覚鈍麻
知覚過敏
疼痛
転換症状を呈する典型的な診断名は、古典的には「転換ヒステリー」です。
DSMやICDといった新しい疾患分類では、「身体表現性障害」やその下位分類の「身体化障害」に属します。
このページの文責、著作権は八千代病院/八千代メンタルクリニック精神科医 長谷川雅彦に属します

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2001/03/15