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八千代メンタルクリニック
不安
「不安」は誰もが経験することです。誰にでもある不安は「現実的不安」です。
不安の程度が過度であったり、繰り返し現れるようだと「病的な不安」と呼びます。
精神科で扱うのは「病的な不安」です。

古くからある考え方では、はっきりとした恐れる対象のあるものを「恐怖」と言うのに対し、自分の内から生じてくるはっきりとした対象のないものを「不安」といって、分けて考えます。
しかし、最近の考え方では、「恐怖」も大きな意味での不安に含めて論じられます。
不安は心理的な症状ですが、多かれ少なかれ身体症状を伴います。主なものは動悸、胸部絞扼感(胸が締め付けられる感じ)、発汗等の自律神経症状です。パニック発作のように、身体症状が多い場合には身体疾患のように感じられることもあります。
不安には突如予期せずに生ずる「不安発作」、、慢性に持続的に出現する「浮動性不安」あるいは「全般性不安」、これから起こることに対する「予期不安」があります。

典型的な不安発作は「パニック発作」と呼びます。
これは、予期せずに、さまざまな身体症状が生じ、現実喪失感、発狂恐怖、死の恐怖等の精神症状も伴う強い不安発作です。
不安はあらゆる精神障害で認められます。
パニック発作を中心とするものの代表は、以前は不安神経症と呼ばれたパニック障害です。
うつ病では焦燥型の不安を、統合失調症では精神病性の不安を認めることがあります。
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