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| 八千代メンタルクリニック |
以下の回答は、八千代病院の精神科医 長谷川によるものです。
回答の内容は長谷川の判断によるもので、必ずしも病院全体の意見を反映したものではありません。
| Q. ゆううつなんですが、精神科へ行った方がよいのでしょうか? |
| A. 精神科を受診すべきどうかは何を基準にすればいいのでしょうか? これは非常に難しい問題です。 行くかどうかを悩んだときには受診する方がよいでしょう。 たとえて言えば、 風邪の症状があっても、単なる風邪ならば、薬をのまなくても大概治ってしまいます。 しかし、これが肺炎や結核であった場合には、治療しなくては命取りになることがあります。 風邪の症状が重くてつらいときや、それほどつらくなくとも長引くとき(例えば2週間も)は受診した方がよいでしょう。 うつ状態も同様で、治療が必要なうつ状態を見逃してはいけないのです。 ですから、「とてもつらい」と感じるうつ状態や、うつ状態が長引くとき(例えば2週間以上)は迷わず受診するべきです。 繰り返しになりますが、精神科を受診した方がよいかどうか迷うときは受診する方がベターです。 |
| Q. 「うつ病」と「うつ状態」はどう違うんですか? |
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| A. これは非常にしばしば受ける質問です。 簡略に説明するなら、「うつ状態」は症状で、「うつ病」は診断名です。 原因は何であれ気持ちが沈み込んでいるのが「うつ状態」で、「うつ状態」の原因としての診断名が「うつ病」です(躁うつ病とその仲間も参照してください)。 症状と診断名とはきちんと区別することが大切です。 「咳」と言う症状が出たからと言って、直ちに「風邪」という診断名がつくとは限りません。気管内に異物が入っても、気管支喘息でも、場合によっては心臓病でも咳が出るからです。 それと同様に、「うつ状態」だから「うつ病」とは言えないのです。 精神科を受診した際、診断名についてはっきりと説明されずに、「うつ状態」と告げられると混乱しやすいようです。 主治医が「うつ状態」と告げるのには以下のケースが考えられます。
「うつ状態」とのみ告げられて不安に感じられるのであれば、躊躇せずに、主治医に説明を求めるのが理想的だと思います。 2004/04/12 |
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| Q. 「パニック障害」って何? |
| A. 最近、新聞や雑誌等で見かけることが多くなってきたので、この言葉を知っている方も多いでしょう。 英語そのままに「パニックディスオーダー」とも、全部日本語にして「恐慌性障害」とも言います。 以前は「不安神経症」と言われた病気の一部です。 「パニック発作」という不安・恐怖を伴う発作を繰り返すことが特徴です。 「パニック発作」には、動悸、息苦しさ、めまい、発汗、手足のしびれなどの種々の身体症状を伴います。 人によっては発作を恐れて、乗り物に乗ったり外出したりする事ができなくなることもあります。 これを「アゴラフォビア」といいます。「アゴラフォビア」は「外出恐怖」とも「広場恐怖(広場が怖いわけではありません)」とも言われます。 また、人によっては「うつ状態」になることもあります。 「パニック障害」を診断するためには、まず体の病気でないことの確認が必要です。 診断されれば、抗うつ薬や抗不安薬で治療されます。 パニック障害を疑ったら、パニック障害に詳しい内科医、心療内科医、精神科医の受診をお奨めします。 「アゴラフォビア」や「うつ状態」が強い場合には精神科医の受診が望ましいでしょう。 なお、関連サイトとしてはここ(クリックして下さい)を参照してみて下さい。 |
| Q. 「精神病の人は自分では病気と思わない」って本当? |
| A. そうとは限りません。 自分が病気であるという認識のことを、専門的には「病識」といいます。 一般的には「病識がないのが精神病だ」と考えられているようです。 しかし、実際には、精神病でありながら、自分でも病気だと思っている患者さんが大勢います。 はっきりと病気だと思わないまでも、自分の状態を「どこかおかしい」と感じている人も居ます。 発病時には「自分は病気だ」と感じていない人が、治療が進むにつれ次第に「病気だったんだ」とわかってくることもあります。 一概に「精神病の人に病識はない」、「病識のないのが精神病だ」とは思わない方がよいようです。 |
| Q. 「精神病」と「神経症(あるいは他の精神障害)」ってどう違うの? |
| A. 御自分やご家族の精神的不調について、「精神病かそうでないか」にこだわる方がいらっしゃるようです。 一般的には、「精神障害のうちで重いものが精神病で、軽いものが神経症」だとか、「自分のことを病気だと思わないのが精神病で、病気だと思っているのが神経症」だなどと言われます。 しかし、病気の重い軽いでは一概に判断できず、「精神病」でも軽症で一般生活に何ら支障のない患者さんや、「神経症」でも日常生活に大きな困難をきたす患者さんもいらっしゃいます。 「精神病」の人で自分の症状を良く理解している人もいれば、「神経症」でも自分を病気だと認めない人もいます。 また、国際的な病気の分類では、精神病とか神経症という言葉はあまり使わない傾向になってきています。 「幻覚」や「妄想」があれば、「精神病的である」とは言えますが、そうでなければ何をもって精神病とか神経症というかは困難です。 あまり名称にはこだわらずに、「病気は病気」とおおざっぱに考える方がよいと思います。 |
| Q. 統合失調症ってどんな病気? |
| A. 未だにはっきりした原因は判っていませんが、100人に1人ほどの割合でかかる比較的多い病気です. よく見られる症状は以下のようなものです. 音に過敏になる。眠れなくなる。なんとなく不安で恐ろしい感じがする。 自分のことをあれこれと言う声が聞こえる(その場にいないのに聞こえ「幻聴」といいます)。 自分の考えが他人に筒抜けになったり、テレビで自分のことを言っているような気がする。 盗聴器でも仕掛けられて見張られているのではないかと考えてしまう。 周囲の人からは、人が変わったように怒りっぽい、又は、引きこもりがちになったと思われる。 などです。 しかし、人によっていろいろと違った症状が見られるため、専門家の診察がどうしても必要です。 統合失調症かもしれないと思ったら直ちに精神科を受診することをお勧めします。 統合失調症の患者さんや家族むけの参考書として、新しいものでは以下が参考になると思います。 「分裂病とつき合う 治療・リハビリ・対処の仕方」 伊藤j順一郎著 保健同人社 ¥1350+税 |
| Q. 精神病は遺伝しますか? |
| A. 結論から言えば、いわゆる遺伝病ではありません。 でも、ほとんど全ての病気と同じで、かかりやすい家系というのは確かにあります。 例えば、癌にかかりやすい家系というのがあるでしょう?「お父さんも、おじいさんも癌だった」というような。 それと似たようなもので、家族に精神病の人が多ければかかる可能性は高いけれども、少なければかかる人も少ない傾向にあります。 おおざっぱに言えば、日本人の100人に一人位は精神病にかかると考えられます。 親・兄弟の誰かが精神病の場合、精神病になる確率は10人に一人と言われています。 祖父母のどちらかが精神病の場合には数%程度でしょう。 確率的には一般人口よりも若干高いとはいえ、著明に多いとはいえないと思います。 9割方は発病しないのですから。 たとえ親族全てが精神病でも、精神病になる確率は100%ではありません。 心配しすぎて精神的に不安になる方が問題ですよ! |
| Q. 精神病になったのは親のせい? |
| A. 精神病の原因は、未だはっきりと判っていません。 遺伝と環境の両方が関係していると考えられています。 その人の持って生まれた素質、発病までに育ってきた環境、発病時の状況等の、いろいろな要因が重なり合って発病したのだと思います。 親の養育態度は環境要因の一つかもしれませんが、それが唯一の原因であるとはいえません。 精神病になった原因探しをして、「親のせいだ」と責めても意味はありません。 精神病を治療していく上でもっとも大切なことは、家族が良好な関係にあることです。 そのためには、「家族の誰かが原因だ」と責めるよりも、互いにリラックスして暮らすほうが得策です。 |
| Q. 精神病は完全に治りますか? |
| A. 症状が完全に良くなって二度と悪くならない人もいれば、残念ながら再発してしまう人もいます.。 完全には改善しない場合もあります。 しかし、いずれの場合でも治療を受ければ大概良くなります。 どんな病気でも、「治らないのではないか?」とくよくよ悩むよりは、「治る」と信じて治療に取り組むほうが得策だと思います。 また、「完全に良くしよう」と欲張って考えないほうが、よい結果を生むことが多いようです。 |
| Q. 服薬と性の問題(男性の) |
| A. 精神科で治療を受けている患者さんから、セックスがうまくいかないという話を時々ききます。 その場合、以下のようにいくつかの事が考えられます。 1.精神疾患のために性欲が落ちている場合。 治療に専念してください。 そして、セックス以外の夫婦のふれあいを求めて下さい。 2.精神疾患が元で、夫婦の人間関係がうまくいかなくなってしまった場合。 雰囲気が悪くてはセックスがうまくいかないのは当然です。 工夫して下さい。 無責任なようですが、この問題は個々のケースにより千差万別で、ここではお答えできません。 3.上記以外で、性欲が落ちている、あるいは、性欲が亢進する。 薬のせいでそうなる場合があります。 主治医の先生と相談して、薬の種類や量が調節できないか相談してみて下さい。 病状によっては、副作用を我慢しながら服薬する必要もあります。 4.勃起しない。 勃起するが持続力がない。 勃起するが射精しない(遅漏)。 勃起し、射精する感覚はあるが、精液がでてこない(逆行性射精)。 薬物の副作用である可能性があります。 薬の減量あるいは中止で元に戻るはずです。 主治医の先生と相談して、薬の種類や量の調節ができないか相談してみ下さい。 ある種の薬物が有効である場合もあります。 病状によっては、副作用を我慢しながら服薬する必要もあります。 5.いつまでも勃起したままで痛みを伴う(持続勃起症)。 薬でそうなる場合がまれにあります。 緊急性がありますので、直ちに泌尿器科を受診して下さい! |
| Q. 精神障害があると結婚できないんじゃないかと心配。 |
| A. 精神障害があろうがなかろうが、結婚はできます! 精神障害への偏見が未だ残っているのは現実ですし、ご自分の病気に対する不安もあって、いろいろと心配されるのは当然でしょう。 少し問題点を整理しておきます。 1)遺伝、妊娠等について。 他の項目を参照してください。 ●精神病は遺伝しますか?。 ●薬を飲んでいて妊娠しても大丈夫ですか? 2)結婚できそうな相手が見つからない。 これは誰にとっても同じことです。根気良く探してください。 3)結婚したい人はいるが、相手に病気のことを伝えるべきか迷っている。 できれば知ってもらう方がよいでしょう。 最良の方法は、相手の方に病院へ同行してもらい、主治医から病気についての説明をしてもらうことです。 その方が、治療の継続がしやすいし、将来の再発時に上手に対処してもらえます。 婚約者に告白して交際が途絶えるようであれば、その人とは結婚してもうまくいかなかったのではないかと思います。 配偶者に説明しないとすれば、あなた自身が病気に上手に対処できるようになっていなければなりません。 4)相手の家族に病気のことを伝えるべきか? これは、結婚する相手の方に相談するのが一番です。 5)精神障害を隠して結婚してしまったが・・・ 治療が終了し、結婚生活がうまくいっているのであれば、あえて告白する必要はないでしょう。 しかし、通院を継続しているのであれば、告げなければいけない時期がくるかもしれません。 繰り返します。 精神障害があろうがなかろうが、結婚はできます! よい相手にめぐり合うこと、相手の方と協力していくことが必要なのはどちらも同じです。 十分に自分で考え、相手の方とも相談しながら決断すべきです。 あせって結婚しようとしてもうまくいきません。 ●参考までに精神科通院中の恋人との結婚で迷っているもご覧になってみて下さい。 |
| Q. 精神科にかかっていると、宗教に入れと誘われた。 |
| A. 個々の宗教そのものの是非については何とも言えません。 苦しいときの心のよりどころにはなるでしょう。 覚えておいてほしいのは、「宗教は万能薬ではない」ということです。病気そのものを治してくれることはありません。 気持ちを楽にしてくれることはあるでしょうが、精神が強く病んでいるときにはかえって害となることもあります。 宗教はスポーツに例えることができます。 身体が健康なときには、日ごろスポーツに励むことで健康を維持することができます。軽い風邪ぐらいなら、体を動かすことでよくなることもあるかもしれません。でも、肺炎になったときは運動をするとかえって病気が悪くなり、命にかかわることもあるでしょう。安静を保つのが一番です。 精神的にも同様なことがいえます。 健全な精神状態のときや、軽く病んだ精神にとっては、宗教が心の糧となるでしょう。しかし、重い精神の障害のときには、かえって混乱の元となるだけです。ある程度落ち着いた時点で考慮されることをお勧めします。 |
| Q. 統合失調症の患者に病名を告げるべきか? |
| A. ガンの告知と並んでいろいろと議論のある問題です。 病名告知に反対の人たちは、「病名を知ると患者さんがショックを受けるのではないか」と考えているのでしょう。 しかしそれでは、「統合失調症は治らない悲観すべき病気である」と認めてしまうことになります。 実際には統合失調症は、十分にコントロール可能な病気です(うまくいかないことも確かにありますが・・・)。 また、患者さんがショックを受けたとすれば、それを受け止めてあげることが大切だと思います。 病名を知らされないままに治療を受けるのは不安なものです。 患者さんの中には、自分は病気でないと思っている人もいます(専門的には「病識がない」と言います)。 そういう人たちを治療していくときこそ、病気について説明することが大切です。 私の経験から言えば、病気の症状・経過・治療見込みをきちんと説明した上で、はっきりと病名を告げるほうが、治療はうまくいくように感じられます。 かえって、患者さん自身によりも、ご家族の方に病名を告知する方が困難を覚えます。 ショックを受けたり、患者さんに拒否的になってしまうご家族を時々見かけるからです。 患者さん自身は症状を自分で体験しているが、家族の方は体験していない、と言うところに差がでるのかもしれません。 病気の急性期で、患者さんが混乱しているときには病名告知はすべきでないでしょう。 また、不用意な病名告知は有害です。 しかし、十分配慮した上での告知は必要だと思います。 |
| Q. 眠れない! |
| A. 「不眠だ」といって多くの方が外来に来られます。 たいていは、「睡眠薬を下さい」といわれます。 薬を出すのは簡単なことですが、それでは本当の治療とはいえないと思います。 「眠れない」という人たちの話を良く聞くと、以下のようなケースが多く見られます。 1.実際には眠れているのに眠れていると思っていない。 どうも、「毎日、一晩中目を覚まさず、夢を見ずに、寝なくてはいけない」と信じ込んでいる人が多いようです。 一月に何度か寝付けない日があるのは、多くの人が経験することです。 夜中に目が覚めるのもよくあることで、心配はいりません。 夢を見るのは全く正常で、よく寝ている証拠ともいえます。 「眠らなければいけない」とか、「寝られないのはおかしい」等と考え込まないことが大切です。 2.よく眠れなくて当然の生活習慣をとっている。 寝る時間や起きる時間が、日によってまちまち、あるいは、日中寝てしまう。 テレビやラジオをつけっぱなし、あるいは、明かりをつけたまま寝ている。 夕食以降に、コーヒー・お茶、あるいは過剰なアルコールを摂取する。 寝る前に興奮するような行動をとる(刺激的なビデオを見る、ゲームをする、喧嘩する、仕事の準備をする・・・) 上記に当てはまる人は、改める必要があるかもしれません。 以上1と2は、特に薬物に頼らなくても解決できる可能性のあるケースです。 中には、精神障害や身体疾患に基づく不眠の人もいるでしょう。 その場合は、基礎疾患の治療を行わなければ良くなりません。 また「眠れない」という症状にしても、 寝付きが悪い(入明障害) 途中で目が覚める(途中覚醒) 朝早く目が覚めてしまう(早朝覚醒) 人よりも寝る時間が遅く、目が覚めるのが遅い(睡眠覚醒リズムの障害の一種) 等、いろいろとあり、治療法も使われる薬物も若干違います。 「眠れないから睡眠薬」と、単純には決められないのです。 また、睡眠薬に依存しがちとなることも多いため、専門医の受診が望ましいと思います。 眠れないときは精神科を受診しましょう。 なお睡眠に関する知識を得るための最も信頼の置けるサイトは、日本睡眠学会の睡眠の基礎知識です。 その他は当院のこのページを参照して下さい。 |
| Q. 妄想型統合失調症、妄想性障害、妄想性人格障害のちがいは? |
| A. 「妄想」という名が共通してつくのでちょっと区別が難しいですね。 これらは「ICD(国際疾病分類)」とか、米国精神医学会の「DSM(精神疾患の分類と診断の手引き)」といった診断基準に取り上げられいる病名で、最近では時折マスコミにも登場します。 以下にDSM−IV(DSMの第4改訂版という意味です)によるそれぞれの診断基準をあげてみました。 統合失調症、妄想性障害、妄想性人格障害 これらを読んだだけでは、イメージがわきにくいですし、診断もつけられないと思います。ある程度の訓練が必要です。 妄想型統合失調症は、統合失調症のうち、妄想が前景に立つものを言います。 妄想の他に、社会的機能の低下が見られ、幻覚や、まとまりのない言動行動等を伴うことがあります。 妄想性障害では、妄想以外には特に変わったところも目立ちません。 妄想性人格障害は、異常に疑り深い性格を指します。 以上の他にもよく似た名前で、統合失調質人格障害とか、統合失調型人格障害といった紛らわしい診断名もあります。 |
| Q. 自助グループって何? |
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| 自助グループのほかに、セルフヘルプグループ(SFG)とか、患者会・家族会と言った言葉を聞いたことのある人もいらっしゃるかもしれません。 これは、簡単に言えば、同じような病気や悩みを持った人たちの集まりです。 最も有名なのは、AAとか断酒会と呼ばれる、アルコール依存症の患者さん達の集まりです。 しかし、それ以外にも、身体疾患・精神疾患をとわず、あらゆる病気・問題を抱えた方々の集まりが存在します。 本人のみならず、ご家族の自助グループもあります。 自助グループには以下のような機能があります。
自助グループについてもっと知りたい場合: 自助グループについての解説としては、以下のページが参考になるかもしれません。 患者会ネットワークの患者会・セルフヘルプグループについて 自助グループ探し: 精神疾患に限らず、全国の自助グループを網羅した書籍としては、以下が参考になります。 ご覧になると、数多くの団体が存在することに驚かれると思います。 「全国患者会障害者団体要覧(第3版)」 3780円 プリメド社 2006年発行 書店で頼まれる場合、必ず「第3版」と指定しましょう。古い版をつかまされることがあります・・・ インターネットサイトのある団体についてはプリメド社の以下のページが参考になります。 しかし、サイトを持たない団体、掲載されてない団体もあるので、上記書籍で調べる方がよいかもしれません。 患者会と障害者団体のリンク集 2006/07/07一部修正 |
| Q. 「てんかん」のを治療するのは何科? |
| 「てんかん」は、発作的な症状を主体とする、古くからある比較的ありふれた病気で、かつては「4大精神病」と言って精神病の中にいれられていました。 そのために、従来は「神経科」が中心となって治療していました。 今日では、てんかんは「精神病」には分類されず、脳の電気生理学的な機能異常であることが判明しています。 てんかんはひとつの病気ではなく、いろいろな脳の病気が原因となって起きる症候群です。 また、時に、発作的な症状だけでなく、精神医学的な問題の生じてくることがあります。 従来の「神経科」は、現在、「精神科」「神経内科」「脳神経外科」に別れており、これらいずれの科でもてんかんの治療を受けることが可能です。(これらの科名の違いは「精神科、神経科、心療内科等はどう違うのですか?」も参照してください。) 小児期の発病も多いため、小児科でも治療可能です。 では、どこで治療を受けるのがベストかというと、各科の得意分野を考慮するのがよいと思います。 頭部外傷、脳腫瘍等が原因であれば脳神経外科、 変性疾患によるものは神経内科、 その他の疾患で小児期発症のものは小児科、 精神症状が問題となるものは精神科 で治療を受けるのが良いと思われます。 原因となる病気が進行性のものでなく、薬の調節で発作が良くコントロールされている場合には、どこの科で治療を維持しても大差ありません。 また、てんかんの治療は薬物療法が主体ですが、外科的な治療が可能な場合があり、その場合には当然脳神経外科を受診することになります。 2001/06/04 |
| Q. うつ病が完全には良くないのですが、どこまで活動範囲を広げて良いのでしょうか? |
| うつ病になると、たいてい医師からは「ゆっくり休め」と言われます。 しかし、うつ状態の人にとって、何もしないでいるのは、周囲への気兼ねもあって、なかなか勇気がいることのようです。 周囲の方に、うつ病の知識が不足していると、「動け」と言われてしまうこともあるでしょう。 自分でもあるいど良くなると、どうしても活動範囲を広げたくなるものです。 100%良くなったという実感があれば当然元通りに活動して良いわけですが、若干の不安を残しているときは判断に迷います。 では、おおよその判断基準はどこにあるのでしょうか? これは、筋肉痛と運動との関係に似ているかもしれません。 筋肉痛の時、軽いものであれば動いている内に軽くなることがあります。そのレベルであれば動いている方が治りの早い場合があります。 しかし、逆に動けば動くほど痛みが強くなるものは、十分な休養をとらなければなりません。 同様のことが、うつの回復期にも言えます。 ちょっと行動範囲を広げてみて、気分が良くなるようであれば少しずつその範囲を広げても良いのかもしれません。 逆に疲労感が出るようであれば、まだ活動するのは早すぎるのだと判断します。 いずれにしても、自分で自分の状態を客観的に見るのは難しいことです。 どこまで活動範囲を広げて良いのかは、やはり、自己判断でなく主治医の判断に任せるのが一番です。 2001/12/17 |
| Q. 精神障害だと就けない職業ってあるのだろうか? |
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| 病気の症状によっては、当然、不向きな職業があります。 主治医に相談すると就業を止められることがあるかもしれません。 これは精神障害に限らず、身体疾患でも同じことです。 場合によっては、性格的に不向きな職業もあるでしょう。 そういった意味では、「精神障害」というだけで、就職を制限されることはありません。 それとは別に、資格を必要とする職業であれば、資格が得られないために就業できない可能性があります。 法律的には、精神障害者の取得が制限されている資格があります。
いくつかの資格は、「絶対的欠格事由」といって、病気の程度によらず資格を与えられません。 しかし、そのほとんどは「相対的欠格事由」と言って、病気の程度によるものです。 大多数の免許では、後見類型(以前の法律では禁治産)になるほど重症でなければあまり問題にはならないかもしれません。 主治医と相談しながら、あまりくよくよと考えずに、自分のやりたいことにチャレンジすることが大切かもしれません。 2003/02/04 |
| Q. 精神障害だと運転免許がもらえない? |
| 以前の道路交通法では、免許を与えない条件のひとつに、「精神病者、精神薄弱、てんかん病者、目が見えない者、耳が聞こえない者又は口がきけない者」と書かれていて、精神障害者の運転免許取得が大幅に制限されていました。 しかし、改訂された道路交通法では、統合失調症、躁うつ病、てんかんは病状によって免許取得が可能と言うことになっています。 現在のところ運転免許の取得が出来ない、又は取り消し・免停となる精神障害は以下です。 1.統合失調症(病状による) 2.躁うつ病(病状による) 3.てんかん(病状による) 4.痴呆 5.ナルコレプシー等の重度の眠気を伴う睡眠障害 6.アルコール、麻薬、大麻、あへん又は覚醒剤の中毒者 この件に関するまとめと根拠となる法律の抜粋を、「精神疾患と運転免許についてのまとめ」として掲載しましたので、参照してください。 2002/08/20 |
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