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八千代メンタルクリニック
抗パーキンソン病薬
パーキンソン病、薬剤性パーキンソン症候群、その他のパーキンソン症候群(脳炎、脳血管障害等による)の治療に用いられます。
精神科領域では、抗精神病薬の副作用として出現する、薬剤性パーキンソン症候群やその他の錐体外路症状を治療するために使われることが最も多いと思われます。
平たく言えば、ある種の精神安定剤を飲むと、手がふるえたり、ちょこちょこと前屈みで歩くようになったり、首が曲がったり、目が挙がったりすることがあって、それを和らげるために処方する事が結構あるのです。

どの薬も急激な容量の変更や中止は危険です!
医師の指示どおりに服薬してください。

以下のような薬があります。
抗コリン性薬剤
精神科領域では、薬剤性パーキンソン症候群や、その他の錐体外路症状に対して、最もよく用いられます。
副作用として、口の渇き、便秘、尿が出にくい、目がかすむ等がよく見られ、時に精神錯乱、幻覚等が起きます。注意しなければいけないのは、急に服用を中止すると悪性症候群という重大な副作用が出る可能性のあることです。自分の判断で勝手に薬の量を変えたり、中止してしまうのは危険です!
一般名 商品名(一般的なもの)
塩酸トリヘキシフェニジル アーテン、トレミン、セドリーナ
塩酸ビペリデン アキネトン、タスモリン
塩酸ピロヘプチン トリモール
塩酸プロフェナミン パーキン
塩酸マザチコール ペントナ
塩酸メチキセン コリンホール

ドパミン前駆物質
パーキンソン症候群治療薬として、内科領域ではしばしば用いられます。精神科領域では、精神症状を悪化させることがあるため、使用頻度がやや落ちます。
いろいろな副作用があり、使用量の調節も難しいため、専門家の厳密な管理の下で服用する必要があります。
一般名 商品名(一般的なもの)
レボドパ ドパストン、ドパール、ドパゾール
レボドパ・塩酸ベンセラジド配合剤 マドパー、イーシードパール、ネオドパゾール
レボドパ・カルビドパ配合剤 メネシット、ネオドパストン
ドロキシドパ ドプス

その他
いずれの薬も、急激な容量変更や服薬中止は危険です!
ブロモクリプチンは、悪性症候群や乳汁漏出症などの治療にも使用されます。
アマンタジンは、脳梗塞後の意欲低下や、インフルエンザAの治療にも使われます。
一般名 商品名(一般的なもの)
メシル酸ペルゴリド ペルマックス
メシル酸ブロモクリプチン パーロデル
塩酸タリペキソール ドミン
塩酸アマンタジン シンメトレル
2005/05/16改訂
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