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八千代メンタルクリニック

精神科で扱う精神障害の話

パニックディスオーダー(パニック障害)
不安を主体とする障害の一種です。
特徴的な症状経過をたどることがわかっており、薬物療法を中心に治療法も標準化されつつある障害です。
以前は「不安神経症」と考えられたもののかなりの部分がパニックディスオーダーと言えるかもしれません。
パニックディスオーダーの特徴
パニックディスオーダーを特徴づける症状はパニック発作広場恐怖です。
パニック発作が繰り返し起きることと、発作の再発を恐れて行動範囲が狭まることがこの障害の特徴と言えます。

パニック発作は様々な身体症状を伴う発作的な不安です。
 典型的には、心臓がどきどきして息苦しくなり、死んでしまうのではないかとの恐怖におそわれます
パニック発作におそわれると、重大な病気にかかったのではないかとの不安におそわれ、救急外来を受診する人も大勢いらっしゃいます。

強いパニック発作におそわれたり、軽度の発作でも繰り返されると、発作の再発を極端に恐れるようになります。
これを「予期不安」と言います。
そのために、行動範囲が狭まり、一人で電車に乗ったり、美容室に行ったりすることが出来なくなることがあります。
この状態を「広場恐怖」といいます。
 広場恐怖は、決して「広場」が怖いわけでなく、一人では逃げ出せない状況を恐れるものです。
パニックディスオーダーの治療
パニックディスオーダーの治療の基本は薬物療法です。
抗うつ薬抗不安薬が有効であることが分かっています。
 その他にも抗てんかん薬の一種やベータ断薬等が用いあっれる事もあります。

薬物療法により、パニック発作を押さえ、不安感を軽減させた上で認知・行動療法を行うとさらに有効と考えられます。
 問題点はコストの問題で認知行動療法を行う医療機関が限られていることです。
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